花…金?
2009 / 06 / 05 ( Fri ) 格ゲーと一緒でリアル立ち回りでも「逃げ」に徹することが出来ないのが俺の悪いところだ。
そんな立ち回りの弱さが生んだ悲劇。 金曜の夜、遅い時間に飲みに誘われたので、とりあえず付き合いでビールを少し飲みそのまま帰る予定だった。 秋葉原の店を出て駅へ向かう途中、酔っ払った先輩二人がタバコを買いに行ったので不安になって付き添ってたら、いつの間にか他の皆は姿を消していた。 残されたのは先輩二人と俺の計三人。終わった… 雨が降っていたこともあり、タクシーで上野に行き一件。 ラーメンでも食べて帰りましょう、としきりに訴えるも却下され赤羽へ移動することに。 コンビニで買い物をしていたら、いつの間にか先輩が客引きと交渉していて、多国籍パブ?1時間2,500円で話がまとまったようだ。 店に入ると、1名の客が居るのみで非常に閑散としていてボッタクリ臭プンプンである。 最初に2,500円を払い、終了のコールも要求。 初めての店、ボッタクリ風の店での前払いは基本中の基本であり、これにより被害を最小限に食い止めることが出来るケースが多い。 付いた二人の女性はフィリピン人、他の席に居る女性もフィリピン人らしい。 要するにただのフィリピンパブ。聞いてみるとロシア人、ルーマニア人、中国人など居るらしいが今日は皆帰ったそう。 これはいよいよ胡散臭いということで、女性のドリンク要求を全て拒否していたら、二人のうち一人が物凄い不機嫌な表情になり席を立って行った。 戻ってからも勝手にタバコを吸い出して一言も喋らなくなる始末。 こ…この野郎… ![]() 一時間後、苦痛でしかなかったこの店を出てようやく帰れると思いきや、先輩がこのフィリピン人とディスコに行く約束をしてしまったらしくタクシーで川口に移動し本日四件目である。 駅前でタクシーを降りフィリピン人に案内された店は、看板も無く外からは何の店だか全く分からない非常に怪しいところ。 扉を開けると、確かにミラーボールがありステージがあり一応はディスコだったが、数人居るおっさん客以外はforeigner。 おまけに店員は全員ニューハーフである。こいつはくせえーッ!ボッタクリのにおいがプンプンするぜッーーーッ! しかも、日本のナヨッとしたオカマちゃんとはワケが違い、身長190cmはあろうかという筋骨隆々のユリアンみたいな人達がワンピースを着ているのだ。 恐怖に怯えつつ、入場料一人二千円を前払いし席に着く。もちろん前払いはこちらの申し出である。 ドリンク注文の際に鏡月をボトルで入れて、ボッタクリ料金の四千円を甘んじて払う先輩。しかし、後精算ということで頑なに前払いを断るユリアン達。 周りを取り囲まれ完全に日和った俺だったが、ルーファス似の先輩がごり押しで払い何とかその場は収まったかに見えた。 しかしここで出てきたのが、一件目でボッタクリ損ねたフィリピン人、今度は「TAXが10%カカルヨ」とさらに金を要求してきたのだ。この時点で店とこの女がグルだということに気づく。 何の10%かは分からないが先輩は数千円要求されていた模様。流石にありえないので先輩二人に退店を促し、直ちに店を出ることに。 入り口付近は数名のユリアンで固められ扉も鍵をかけられていたが、全て前金で払っていた為すんなり開放された。 店内に居たおっさん達はいくらボッタクられるのだろうか… 漫喫で2時間だけ睡眠を取り帰路に着き、最低な一日がようやく終わった。 スポンサーサイト
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